薄情な孫たち

薄情な孫たち。

今年で87歳になる、 哀れな老人。

農作業中に 交差点での 追突事故 、頚椎脱臼骨折で 全治4ヶ月以上で入院中。

その間 、病院で手術すること2回 、病院を転院すること4回。

その間に孫が、病院に見舞いにしたこと0回 、手紙をくれたこと0回、電話をくれたこと0回 。

いくら同居のしていない孫達でも、 4ヶ月以上も 入院してるのに、連絡 ひとつない。

87歳の現在までも、 わずかな年金と、 野菜を作り、コツコツと貯めたお金を 、孫達の大学卒業までの学費補助として、 これまで出してきたのに。

別居中の孫達が来れば小遣いと、 必ず渡していたのに。

就職した時にもお祝いを出したのに。

別居中の孫達との、 繋がりは 渡していたお金だけだったのかもしれない。

87歳で、 追突事故で働けない、 孫達にとってはもう価値のない、人間なんだろうか。

少なくても 、25年以上孫たちの成長を、 お金という形であるが支えてきた 老人。

それは一回の交通事故後働けなくなると、 入院の見舞いもなく、 手紙もなく、 電話もなく。

孫に見捨てられた哀れな老人。